2013年01月22日 8:08 PM
今晩は、久しぶりの雨で少しは寒さも緩んだような一日でしたね。
先日の、住宅見学会には、たくさんの皆様にお越しいただきまして、有難うございました。
おかげさまで、無事終えることが出来ました、全面的に協力して下さいましたお施主様には
感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、有難うございました。
さて、見学会にお越しいただいた皆様からのお話の中で気になる事、それは(結露)に付いて
の質問が、季節柄多々ありましたので、私の知っている範囲で少しですが、書かせて頂きます。
冷えたグラスを曇らす水滴、此れが結露です、では、結露はなぜ起きるのかです。
私たちが、息をしている空気には、約8割の窒素と2割の酸素等他にも少しの気体等から
なっていますが、その気体の中に含まれる、水蒸気と言われる物です、此の水蒸気が
あふれ出す、これが、液化が起こる事それが、温度が下がるにしたがってあふれる事
それが飽和、結露するかです、例えば部屋の温度が25℃で相対湿度70%の空気が
窓や壁等にぶつかっつて温度が19℃を切った所で相対湿度が100%になって水蒸気を
支えきれない温度、つまり露店温度に達した状態、いわゆる飽和状態になった訳です。
それが、結露です、(資料結露の基礎事項)参照しました。
つまり、建物の壁等の中に水蒸気が拡散して温度の低い所で液化、つまり結露してしまうので
それを防ぐ為にも、露店温度以上に壁や窓などの表面温度を保つか、床。壁。天井に防湿シート
等を張って水蒸気の侵入を防ぐ工夫をする事が大事かと思います、そして、露店温度になる所を
壁等は、外壁側に持って行く事で外側の(面材等も透湿抵抗値の低いものにする等の対策も必要)
通気層に排出して乾燥させる事が良いのでは無いかと思います。少し前のブログに断熱材の事を
書きましたが、書き足りない事が有りました、それは、壁内に気流(空気)の流れを作らない事
つまり気流を止める、それは、床下等からの風の侵入を防ぐ事と壁の中の温まった空気を逃がさない事
それが気流を止めると言う事です、断熱材等と室内の仕上げ材との隙間を造らない様に塞ぐ事です。
それと、壁ばかりでは無く床も。天井も。きっちりと断熱する事で、住宅内の各部屋の温度差を出来るだけ
無くする事で、温度差によるヒートショック等の命に係わる様な事も、防げるかと思います。
上の写真の、コンセントボックス等もボックスカバーを付けてから取り付けています。
長々と、まとまりの無い文章に成りましたが、少しは結露の事、わかって頂けましたでしょうか。?
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